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下水処理処理場間や下水の集水処理のために、下水をポンプで圧送することが増えてきています。管路のメンテナンス方法として、下水圧送管ピグクリーニングシステムをお勧めします。すでに100例を超す納入実績を有し、好評を得ております。
- 下水圧送管ピグクリーニングシステムとは；
圧送ポンプの吐出側にピグ発射装置（Pig-Launcher）を設置し、当社特製の発泡樹脂製のピグを管路内に走行させることにより、管路内の堆積物の滞留やスライムの成長を防止すると共にガスや空気を排出し、下水道管路を常にクリーンな状態で維持管理するシステムです。
下水圧送管ピグクリーニングシステム概略図
- システムの特徴
- ピグの発射はバルブ操作により素早く行えますので、運転を止めることなく通水したままでクリーニングできます。
- ピグは水の流れと共に管路内を走行しますので、ピグ発射装置から管路出口まで長距離を一度でクリーニングすることが可能です。
- クリーニングによって空気・ガス及び堆積物を排出しますので、空気弁や排泥施設を減らすことができます。
- ピグの発射及び走行には下水圧送ポンプを利用しますので、専用動力源は必要ありません。
- ポンプ運転とバルブ操作が主な作業であり、このシステムの操作には特に難しい技術は不要です。
- システムの採用効果
- いつまでも若々しい管路
管路内面は、常にクリーンな状態で建設当初の通水能力を維持できます。
- 小流量対策
供用開始当初は、流速が遅く堆積物やガス発生の懸念があります。
このシステムではこれらを排出しますので、この心配がなくなります。
- 臭気対策
ガス発生の元になる堆積物を除去しますので、臭気が少なくなります。
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